会社方針
ものづくり力を高めることにより、人々が豊かに幸福になることを目指します。
企業の枠に捉われないオープン・イノベーションの場を大切にします。
成功・失敗の最新事例・プロセスを形式化し、アカウンタビリティを高め、将来への技術伝承の素地を築きます。
情報・データをよりどころに新たな事業・ビジネスモデルを探求します。
「活き活き」と企業活動に取り組めるデザイン思考を大切にします。
メッセージ
今回の世界全体への新形コロナウィルス感染拡大、そしてそれにより人々の活動に急ブレーキをかけてしまったことは、地球が人類に与えた大きな試練だと感じています。爆発的に増え続ける人口は百年前の十数億人から74億人へと指数関数的に増加し、2050年には97億人になると言われています。グレタ・トゥーンベリさんが強く訴えている地球温暖化対策も各国の思惑のなかで「パリ協定」での実効性のある目標設定も出来ずにいます。地球に負荷を与え続けている人類に対し、このままでは地球が持たなくなるぞという手厳しい忠告かもしれません。
人為的な戦争や金融危機といった事ではなく、一瞬で全世界に苦難と制限を与えた今回の感染は、そうした地球からの警鐘のような気がしています。
人類は現在、こうした苦難に立ち向かっており、医療従事者をはじめ多くの方々の献身的な貢献に感謝すると共に、こうした事態が克服できる事を私も強く願っています。 このような時点で発言することは時期尚早かもしれませんが、ゼロスタートを余儀なくされる感染終息の後には、以前の(浪費)状態へ復興?することではなく、地球環境負荷を真の意味で低減するエコシステムを形成することを目指すべきだと考えます。エコシステムとは「生態系」を意味する科学用語です。実際の「生態系」は小さなエネルギーで圧倒的な活動をしています。海を渡る渡り鳥、ホバリングしたり何キロも飛ぶことが出来る熊蜂、そして「飛ぶ」ことができ、「センス」し、「血を吸い」、「逃げる」といった機能を満載したあの小さな「蚊」、こうした「生態系」を人間が作ったらどれほど巨大なエネルギーを要することでしょう。 ヒトとモノが有機的に結び付き、循環しながら共存共栄していく新しいエコシステムが求められ、そしてそのための技術革新と世界協調が求められるものだと考えています。
Profile (Takashi Yamazaki)
- 1.経 歴
- 東京都立大学工学部工業化学科卒
- 1979−1981年エプソン(株)にて、インクジェットプリンターの基礎研究開発に従事
- 1981−2001年 日本アイ・ビー・エム(株) 藤沢・大和研究所にて、画像処理装置開発、HDDの製品開発及び事業企画に従事。 主に2.5“HDDの製品計画を立案し、IBM全社の事業計画につなぐ企画業務を実施 国際ディスクドライブ協会(現 日本HDD協会 IDEMA)理事歴任
- 2001年−2005年 IBMビジネスコンサルティングサービス(株)(現 IBM GBS)に移籍、 製造業の製品開発、商品企画、事業計画系コンサルティングに従事
- 2005年ー2007年 コンサルティング&カウンセリングファーム ベレーベント開設
- 2008年−2016年 オリンパスソフトウェアテクノロジー(株)(現 オリンパス株式会社)に移籍、 品質保証、品質評価、標準開発プロセス構築、人材育成に従事(部長職)企画本部(担当部長職)
- 2016年− ベレーベント再開
- 2.著書・論文 著書:
- 「製造業システムの基礎」 日本アイ・ビー・エム研修サービス株式会社の委託により共著 (2005.10)
- 「つながる世界のソフトウェア品質ガイド」 情報処理推進機構ソフトウェア高信頼化センター監修 共著 (2015.6) 論文: IBM プロフェッショナル論文 優秀論文
「電子部品製造業における選択と集中に対する考察」 (2002.11) IBM CSエクセレンス賞 (2002.12)
- 情報処理推進機構、先進的な設計・検証技術の適用事例報告書 「Orthogonal Defect Classification分析による欠陥除去と品質の成熟度可視化」
(2014.5)
- 日経BP社 テクノロジー・ロードマップ ICT融合新産業編 2020-2029 「ビッグデータと製造」節 (2020.3)
- 3.コンサルティング分野 :
- 開発マネジメントプロセス改革 IPD (Integrated Product Development) ものづくりの標準開発プロセスの構築を支援
- 商品企画 (Market Planning) 市場の理解、セグメンテーション、ポートフォリオ分析などMP手法を用いて支援
- 事業計画立案 (Business Planning) 製品・技術ロードマップの策定、リソースの最適化、事業計画の管理と実行評価を支援
- ソフトウェア品質管理 (Software Quality Control) ソフトウェアの品質管理体系の構築を支援
- 組織活性化 (Organizational Activation) 組織活性化のための様々な手法を導入し学習する組織の素地を高める。
- IoT新規事業創出プロジェクト支援、CDO体制構築支援
- 4.プロジェクト&コンサルティング実績:
- 大手総合電気メーカー、電子部品メーカー、精密機械メーカー等へのIPD導入展開 大手総合電気メーカーにて新規事業立ち上げ実行支援
- 大手総合電気メーカーにて競合分析、事業計画作成支援
- 大手総合電気メーカーにて事業の選択と集中、実行支援
- 大手鉄鋼メーカーにてBPR(Business Process Revolution)の戦略立案支援
- 大手建材メーカーにて情報システム部門改革の支援 ネットワーク機器メーカー、大手機械部品メーカーにて商品企画支援 精密機器ソフトウェア企業の品質体系構築支援
- 精密機器ソフトウェア企業にて風土改革を実施
- 研修サービス株式会社の委託により「製造業システムの基礎」講座を実施
- 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 「技術アドバイザー」(2017.4−)として横浜企業の支援を実施
- 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 「横浜ものづくり専門コーディネーター」(2018.4−)として横浜企業の支援を実施
- 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 「横浜ものづくり総合コーディネーター」(2019.4−)として横浜企業の支援を実施予定
- 5.学会活動・講演活動 :
- システム検証セミナーにて「医療機器の安全性・高品質を担保する 標準開発プロセス徹底導入と品質可視化の取り組み」講演 (2012.9)
- Embedded Technology West 2014/組込み総合技術展 関西 IPAセミナーにて「ODC分析による欠陥除去と品質成熟度の可視化」講演 (2014.7)
- IPA SECセミナー「価値の多様化時代に要求される品質とは?〜一歩先を行く品質の視点、SQuaREの活用〜」にて「医療機器に求められる品質要件と品質確保
の取組み事例紹介」講演 (2015.8)
- 情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア品質説明力向上・普及WG委員 (2014-2015)
- ODC分析研究会 運営委員(2017-2019.3)
- ITコーディネーターフォローアップ研修講師 (2017.11ー)
- 6.資格:
- 日本アイ・ビー・エム認定コンサルタント (IBM Certified Professional Consultant)
- 第1種水質公害防止管理者
- 公益財団法人 横浜企業経営支援財団「技術アドバイザー」
- 公益財団法人 ソフトピアジャパン 「スマート経営アドバイザー」
- Capability Maturity Model Integration V1.2 Introduction Course (CMMI公式アプレイザル参加資格)